閉鎖空間




初めて重ねた銀時の唇は、とても柔らかくて甘いと土方は感じた。


挑発したり減らず口ばかりをたたく唇には感じない。







重ねているだけのキスに物足りなかったのか、銀時自ら舌を絡めて深いものへと変えていく。
勿論最初は驚いたが土方も貪るように答える。



手は無意識に寛げられている身体に伸びる。



「ンッ」


そっと身体に触れると甘い声が聞こえてきて、その声に土方の気持ちは一段と高まり、胸の突起を探り当て優しく弄る。



すると口内の舌がビクビクと跳ねた。



目の前の男が意外に敏感だと言う事に嬉しくなる。





土方はキスを続けたまま自分の身体を銀時の前に移動させると、突起を弄る手とは反対の手をズボンと下着の中に差し込み直に触れる。


「ふぁ!!」


舌を絡め合っているせいか気の抜けた様な声が銀時の口から漏れる。





そして漸く、キスから解放するとマジマジと銀色の男を見つめる。


手は止まることなく動き続けている。



「てっめっ……ッ…何しやが…」

「お前がふっかけたんだろ?」

「……そぉ…だけどっ……俺ァ、キスだけで十分ッ…ァ…」

「俺はそんなんじゃ足りねーよ」




自分を見つめる黒く美しい男に身体が疼いて止まない

このまま死ぬ程気持ち良くしてくれ…
と本能がそう言っている。




人間なんて所詮本能に支配される生き物だ。








銀時は土方のズボンのベルトに手をかけると、ホックを外し、チャックを下ろすと中身を取り出す。
すると彼も同じ様に銀時の中身を取り出す。


互いに先端からは透明な液が伝っている。


「………」

「………」



暗黙の了解で自身の竿同士を擦り合わせる。


「……ァ…」

「…うっ」



この気持ち良さに互いの動きは段々と速くなる。
此処がエレベーターの中だと言う事も忘れ、必死に自身同士を擦り合わせる。


狭い空間には水音と二人のくぐもった声が響くのみ。




銀時が限界に近いと気付くと、土方は自身の先端に爪を食い込ませ引っ掻く。



「ヤベッ…ンッ…マジ出ちま…ぅ」

「…いいぜ?出せよ銀時」



耳をかぷりと噛み、根元から絞り上げるように手を動かす。



「ぅ…アアッ!!」


余りの気持ち良さに頭が一気に真っ白になる。




自慰とは比べ物にならないくらい…
今までに経験してきたsexとも比べ物にならないくらいの気持ち良さだと銀時は思った。




土方はというと銀時のイク瞬間の表情を見ながら、自分のモノにも爪を食い込ませ欲を放った。





荒い息遣いだけが響き、エレベーター内は独特の臭いが立ち込める。



だがその臭いも中に居続けている二人にはわからない。




先に呼吸を落ち着かせた土方は、未だに息を乱している銀時の衣服に手をかける。



「ハ…ッ…もしかして……最後までヤんのかよ?」

「悪いかよ」

「……俺でいいのか?」

「ああ……テメェが良いんだよ」




目の前の男から返ってきた言葉に嬉しさが込み上げる



嬉しくて笑顔で前の男を見つめると、前の男も優しい笑顔で見つめ返してくる。



「抱くぜ」

「ああ」


土方は銀時の返事を聞くとすぐさま彼の衣服を剥ぎ取っていく。


帯を解いて着流しを脱がし、インナーのジッパーを一番下まで下ろすとゆっくりと脱がす。
その後は、彼の履いているブーツを脱がしズボンに下着と生まれた姿にさせる。



全てを曝した銀時の身体は、白くて情欲のコントロールが出来なくなりそうな程美しかった。



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